●My Favorite Things
毎回どのアルバムでも、あまり歌ったことのない曲に挑戦をしてきました。今回はこの曲です。奇しくも、私がプロとして歌い始めた頃、つらいことがあるとブ
レッカー・ブラザーズのある曲を聴いて、心を奮い立たせていました。そのことをマイケル・ブレッカーさんにお伝えしたら、喜んで下さったことが素晴らしい
レコーディングの想い出です。
●Love You Madly
最初、エラ・フィッツジェラルドのバージョンで覚えた曲なので、彼女のサポートをやっておられた経験があるハンクさんと一緒に歌いたかった曲です。大好き
な人への気持ちを表した可愛い曲。
●I'll Walk Alone
ハンクさんがピアノを弾いている、ナンシー・ウィルソンのアルバム「But
Beautiful」に入っているバージョンで覚えて、ライブでもよく歌っています。大好きな作曲家ジュール・スタインの作品。今は離れている二人だけ
ど、将来一緒になれることを信じ合っているカップルの歌だと私には思えるのです。だから、切ないけど暖かい感じが伝われば嬉しいです。
●Time After Time
ライブではほとんど歌ったことありませんが、昔から好きでした。ちょっと低めのキーで、落ち着いた感じで歌いたかったの。ボサノバ風のリズムに挑戦!いか
がでしょうか?
●The Lady Is A Tramp
この曲を覚えたのは、なんとシャーリー・バッシーのバージョンです。今回は歌いませんでしたが、バースからちゃんと覚えましたよ。バースの中に出てくるマ
リガン・シチューってどんなのですか?と聞いたら「ごった煮じゃないかな?」とハンク・ジョーンズさんが教えてくれました。ぼろは着てても心は錦!という
テーマの歌で、庶民派で下町出身の私にはぴったりの歌だと思ってます。この歌の主人公の様に、いつも自分に誇りを持って、生きていきたい。
●Ain't Misbehavin'
●Body And Soul
1980年頃から、ずっと得意ナンバーとして歌って来ました。最近はあまりライブでは歌ってませんでしたが、テナーサックスにエリック・アレキサンダーさ
んをお迎え出来るということで、迷わず選びました。
●Watermelon Man
今では少なくなりましたが、子供の頃は日本でも色々な物を売りに来てましたよね。アメリカでは、夏の暑い時期にスイカを売りに来るそうで、そのスイカ売り
のおじさんに「一つちょうだい!」って声をかけてる、なんだかリアルな光景が目に浮かぶ曲です。
●Just In Time
最高のタイミングで素晴らしい人に出会って、それ以前の寂しさを吹き飛ばしてくれたというハッピーな人の歌です。フュージョンイメージの強かったブレッ
カーさんの、ジャジーでリラックスした一面が聴けるソロが楽しいです。
●Lover Man
子供の頃に、サラ・ヴォーンのバージョンを聞いて、訳もわからず丸覚えして歌っていました。こんな歌詞の内容だと知ったのは、もっと後のこと。
●Bye Bye Blackbird
これも定番中の定番の曲。ジャズファンやジャズミュージシャンで、知らない人いないんじゃないかな?と思うスタンダードナンバーですね。ずっと歌ってます
が、飽きない曲です。
●Lucky To Be Me
ヴォーカリスト泣かせの難しいメロディーで知られるレナード・バーンスタイン。でも、この曲は大好きです。あんまり知られてないらしく、隠れた名曲ってや
つですね。あなたが私を選んでくれたから、私はとてもラッキーだと思える、という穏やかな幸福を歌った曲です。