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2002/11/20 IN STORE!!
至高のピアノ・トリオが奏でる究極のスタンダード曲集

Autumn Leaves / The Great Jazz Trio
枯葉/ザ・グレイト・ジャズ・トリオ

VRCL 6008 (CD) \2,835 (tax in)
VRGL 8808 (SACD) \ 3,360 (tax in)
高音質アナログ盤『X-Compound Press』
VRJL 7008 (LP) \ 3,360 (tax in)


1. 枯葉(Joseph Kosma) 
2. イエスタデイズ(Jerome Kern)
3. リズマニング(Thelonious Monk)
4. ブルー・ボッサ(Kenny Dorham)
5. A列車で行こう(Billy Strayhor)
6. サマータイム(George Gershwin)
7. キャラヴァン(Duke Ellington, Juan Tizol)
8. シックス・アンド・フォア(Oliver Nelson)
9. マイ・ファニー・ヴァレンタイン(Richard Rodgers)
10. バイ・バイ・ブラックバード(Ray Henderson)


□ 2002年5月12&13日、NY アヴァター・スタジオ録音


※Eighty-Eight's では再生フォーマットの特性を十分に活かすためにマスターテープを使い分けます。アナログ LP (VRJL7008) は、オリジナル・アナログ・マスターテープからの直接カッティングによるマスタリングです。X-CompoundPress ならではのサウンド・クォリティを存分にお楽しみいただけます。
同時発売のCD (VRCL 6008)とSACD (VRGL 8808) は従来の PCM 方式とは全く異なる発想と先進テクノロジーから生まれた次世代のデジタル・フォーマットである DSD (ダイレクト・ストリーム・デジタル) 方式で録音されたマスターを使用します。

※LP (X-Compound Press) の曲順を知りたい方はこちら

Personnel:
ハンク・ジョーンズ(piano)
リチャード・デイヴィス(bass)
エルヴィン・ジョーンズ(drums)
ハンク・ジョーンズ率いるザ・グレイト・ジャズ・トリオ復活!
ジャズ界を代表する3人が展開する美麗で洗練されたスタンダード曲集
ジャズ界を代表するミュージシャンがトリオを結成したら…そんなジャズ・ファンの願いに応えるかのように1976年4月末にハンク・ジョーンズ(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)が結成したのがGJT(ザ・グレイト・ジャズ・トリオ)。77年に発表したヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ盤は屈指の名盤として今でも人気が高い。その後80年にベーシストがエディ・ゴメス、ドラマーがアル・フォスターに交代、82年からはドラマーがジミー・コブに代わった。その後88年からベーシストにマッズ・ヴィンディング、そしてドラムスにビリー・ハートにメンバーが代わる。92年にはベーシストにジョージ・ムラーツ、ドラムスにロイ・ヘインズを迎え、アルバム発表だけでなく来日公演も行った。こうして見てくると終始一貫して変わらないのはピアノのハンク・ジョーンズであり、GJTというのはハンク・ジョーンズ率いる究極のジャズ・トリオと言えるだろう。
しばしGJT名義のアルバムは発表されていなかったが、今回の参加ミュージシャンの名前を見ればその名義にも納得がゆく。ハンク・ジョーンズがもちろん今回もピアニスト兼リーダーであることは変わりないが、ベーシストにはジャズだけでなくクラシックにも精通する名匠リチャード・デイヴィス、そしてドラマーには世界中のドラマーに影響を与えた大巨人、エルヴィン・ジョーンズ。まさしく「グレイト」という名にふさわしい顔ぶれである。
今回のGJTではジャズ界で最も有名なジョーンズ兄弟が共演しているというのも興味深いところ。ハンクとエルヴィンが共演しているアルバムは過去に数枚あるが(Elvin!/Riverside、Here' Love/Cadet、Upon Reflections/EmArcy等)、約10年振りの共演が実現した。リチャード・デイヴィスもハンク、エルヴィンの両者と過去に共演したことはあるものの、この3人が一緒に会同し、トリオだけの演奏で王道スタンダード・アルバムを収録するのは今回が初めてである。
収録されているのはジャズに詳しくない人でも聴き覚えのあるスタンダード曲ばかり。スタンダード曲とはいえ、各々の巨人達が妥協せず、極上の演奏を追求しているためジャズ・ファンの期待を裏切らぬ内容となっている。ジャズ初心者から上級者まで幅広い層を満足させられるのもGJTならでは。奇をてらったアレンジは一切なく、純粋に原曲の美しさを尊重し、そこから各々が膨らませたイマジネーションの織りなす音のタペストリーが展開される。
キャノンボール・アダレイ名義(実質はマイルス・デイビスがリーダー)の1958年ブルーノート盤『サムシン・エルス』に収録されているあの有名な「枯葉」のピアニストもハンク・ジョーンズだった。シャンソンが原曲であることを知らぬ人がいるほど、あの演奏で「枯葉」はジャズのスタンダードと化した。あれから約半世紀。GJTよる新たな名演の登場である。

ハンク・ジョーンズ (Hank Jones)

1918年7月31日 、ミシシッピ州ヴィックスバーク生まれ(育ったのはミシガン州ポインティアック)。有名なジョーンズ兄弟の長兄(次男はトランペット奏者兼作曲家のサド、末弟がドラマーのエルヴィン)。十代の頃から地元で演奏活動を始めただけでなく、トミー・フラナガン、バリー・ハリス、サー・ローランド・ハナに代表されるデトロイト派ピアニストの創始者でもある。ホット・リップス・ペイジに認められ44年にニューヨークに居を移す。コールマン・ホーキンスやビリー・エクスタイン等と共演するかたわら、当時発展しつつあったビバップの要素を吸収してゆく。47年からJATP(Jazz at the Philharmonic)に参加。48年〜53年はエラ・フィッツジェラルドの伴奏者を務めたり、チャーリー・パーカーと共演するようになる。50年代になるとベニー・グッドマン、レスター・ヤング、キャノンボール・アダレイ等と共演。59年から17年間はCBSのスタッフ・ミュージシャンとしてラジオやTV番組の音楽に携わりながら、活動を展開。76年に結成したザ・グレイト・ジャズ・トリオをきっかけに再びジャズの第一線へと躍り出て、以降は名脇役から立派な主役を務める作品までと数え切れないほど様々なアルバムに参加している。
その優雅で流麗な演奏スタイルはもとより、暗記しているスタンダード曲が1,000を下らないと言われているため尊敬の念を込めて「ミスター・スタンダード」と呼ばれることも。90年代のパナソニックのCMで「What's New」の演奏シーンに出演しただけでなく、「ヤルモンダ!」とにっこり笑っていたピアニストでもある。