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ジャズ界の歴史を創った2人の対話は
新たな歴史の1ページ


Friendship / Clark Terry & Max Roach
フレンドシップ/クラーク・テリー&マックス・ローチ

VRCL 6005(CD)¥3,045(tax in)
VRGL 8805 (SACD)¥3,360(tax in)
高音質アナログ盤『X-Compound Press』
VRJL 7005(LP)\3,360(tax in)


1. ステートメンツ (Clark Terry, Max Roach)  
2. レッツ・クール・ワン (Thelonious Monk)  
3. ブラッシズ・アンド・ブラス (Clark Terry))
4. シンプル・ワルツ (Clark Terry)
5. アイ・リメンバー・クリフォード (Benny Golson)
6. リル・マックス (Max Roach)
7. バット・ビューティフル (Jimmy van Heusen)
8. ザ・プロフィット (Max Roach)
9. ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ (Victor Young)
10. フォー・ダンサーズ・オンリー (Sy Oliver)
11. メイキン・ウーピー (Walter Donaldson)
12. トゥ・ベイシー・ウィズ・ラヴ (Clark Terry)
13. ザ・ニアネス・オブ・ユー (Hoagy Carmichael)

□ 2002年3月10日、NY アヴァター・スタジオ録音


※Eighty-Eight's では再生フォーマットの特性を十分に活かすためにマスターテープを使い分けます。アナログ LP (VRJL7005) は、オリジナル・アナログ・マスターテープからの直接カッティングによるマスタリングです。X-CompoundPress ならではのサウンド・クォリティを存分にお楽しみいただけます。
同時発売のCD (VRCL 6005)とSACD (VRGL 8805) は従来の PCM 方式とは全く異なる発想と先進テクノロジーから生まれた次世代のデジタル・フォーマットである DSD (ダイレクト・ストリーム・デジタル) 方式で録音されたマスターを使用します。

※LP (X-Compound Press) の曲順を知りたい方はこちら

Personnel:
Clark Terry
Max Roach
Don Friedman
Marcus McLaurine
二人の偉大なミュージシャンが奏でるジャズ界の過去・現在そして未来
1920年生まれのクラーク・テリー(tp)と1924年生まれのマックス・ローチ(ds)。1940年代から活躍してきた、いわばジャズの生き字引と言えるぐらいキャリアの長い彼らが、今までの音楽生活の集大成として、そして次なるステップのために録音したアルバムが登場。タイトルの『Friendship=友情』とは、この2人の間の友情だけではなく、これまでの活動の中で一緒に「ジャズの歴史」を創り上げ、惜しくも他界してしまった仲間(ジャズ・ミュージシャン)達との「友情」という意味合いも込められている。

クラーク・テリーとマックス・ローチのデュオ(「ステートメンツ」「ブラッシズ・アンド・ブラス」「シンプル・ワルツ」「トゥ・ベイシー・ウィズ・ラヴ」「ザ・ニアネス・オブ・ユー」)、『限りなきドラム(Atlantic)』を彷彿とさせるローチのドラム・ソロだけの曲(「リル・マックス」)、ドン・フリードマン(p)らを擁したコンボでの演奏など収録曲はヴァラエティに富んでいる。

クラーク・テリーは数々のビッグ・バンドで活躍し、トランペットの第一人者として名声を高めたが、その時代へのオマージュとも言える「トゥ・ベイシー・ウィズ・ラヴ」ではクラーク・テリーは片手にフリューゲルホルン、もう片手にはミュート・トランペットを持ち、両手を瞬時に動かして二つの楽器を吹き分けるという離れ業も披露している。また、マックス・ローチの盟友でもあり、伝説的なトランペット奏者故クリフォード・ブラウンに捧げた名曲「アイ・リメンバー・クリフォード」は想い出に感極まったマックス・ローチがドラムスを叩けなくなり、急遽クラーク・テリー、ドン・フリードマン、マーカス・マクローリン(b)のトリオで収録することとなった。
ジャズの歴史を創り、支えてきた2人の間には特別な空気が漂い、互いの奏でる音で交わすレスポンスは今までの音楽生活への想い出と後生に託す音楽への愛情が満ち溢れている。80歳を過ぎてなお現役で活動し続け、次回作への期待を楽しげに語る彼ら。ジャズ史にとって貴重な財産とも言えるアルバムであることに間違いない。

クラーク・テリー(Clark Terry)

1920年12月14日ミズーリ州セントルイス生まれ。40年代前半の頃からセントルイスのジャズ・シーンで頭角を現し、ハイスクール時代のマイルス・デイビスに多大なる影響を与えた。ライオネル・ハンプトン、ジョージ・ハドソンのバンドで演奏した後の47〜48年をチャーリー・バーネット楽団、48〜51年をカウント・ペイシー楽団、51〜59年をデューク・エリントン楽団、59〜60年をクインシー・ジョーンズ楽団で活躍。60 年には黒人として初のNBCTV のスタッフ・ミュージシャンに迎えられる。64〜66年にはボブ・ブルックマイヤーとの双頭コンボで活動し、60年代末からは自己のビッグ・バンドも結成している。近年ではコンボ、ビッグ・バンドで活躍し、「マンブリング(ぶつぶつつぶやくという意)」という独特の歌い方で歌手としても高い評価を得ている。

「クラーク・テリー」(EmArcy)
「アット・ザ・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル」(Polydor)
「ビッグ・バッド・バンド」(Vanguard)
「クラーク・テリーホブ・ブルックマイヤー・クイン テット」(Mainstream)
「トゥ・デューク&ペイシー」(Enja) など

マックス・ローチ(Max Roach)

1924年1月10日ノースカロライナ州ニューランド生まれ。4歳の時にニューヨークに移る。12歳のときからドラムスを始め、ハーレムの「ミントンハウス」や「モンローズ」でジャム・セッションに加わった。コールマン・ホーキンスのグループで43年にレコード・デビューを飾る。その後52丁目のクラブシーンでディジー・ガレスピーのコンボに参加、44−45年にはベニー・カーターのツアーに同行。またチャーリー・パーカーにも認められ、47−49年はパーカーのクインテットのレギュラー・ドラマーとして活躍。52年にはフリーランスとしてJATPに参加、欧州ツアーなどを経験。 54年トランペットの巨匠クリフォード・ブラウンと共に双頭バンド「ブラウン〜ローチ・クィンテット」を結成し一時代を築く。しかしクィンテットは、ブラウンとピアニストのリッチー・パウエルの交通事故死という悲劇をもって解散。その後ドナルド・バード、ケニー・ドーハム・ブッカー・リトル、フレディ・ハバード等の有能な新人を自己のコンボに加えた。62年にアビー・リンカーンと結婚してからは黒人問題を取り上げた政治的な作品を発表するようになる。72年にパーカッションのみのアンサンブル、ウンブームを結成。また最新のコンボでは、しばしば弦楽四重奏とも共演している。

「イン・コンサート/ブラウン&ローチ」(GNP)
「ブラウン〜ローチ・インコーポレイテッド」(EmArcy)
「サキソフォン・コロッサス/ソニー・ロリンズ」(Prestige)
「ウィ・インシスト」(Riverside)
「限りなきドラム」(Atlantic) など