INFORMATION

新レーベル Eighty-Eight's 第2弾
あふれる想いを歌に込めて…
    すべての大人に贈る愛のメッセージ
All Love ~ Grady Tate Sings ~
オール・ラヴ 〜グラディ・テイト・シングス〜

VRCL 6002 (CD) \3,045 (tax in)
VRGL 8802 (SACD) \ 3,360 (tax in)
VRJL 7002(LP)\3,360(tax in)


1. Follow the Path
 (words: Mort Goode / music: Bobby Scott)
2. My One and Only Love
 (words: Robert Mellin / music: Guy Wood)
3. A Weaver of Dreams
 (words: Jack Elliott / music: Victor Young)
4. What are You Doing the Rest of Your Life
 (words: Alan and Marilyn Bergman / music: Michel Legrand)
5. Dream Love
 (words and music: Grady Tate)
6. Don't Misunderstand
 (words and music: Gordon Parks)
7. In a Sentimental Mood
 (words: Irving Mills, Manny Kurtz / music: Duke Ellington)
8. Estate
 (words: Bruno Brighetti, Joel Siegel / music: Bruno Martino)
9. Sophisticated Lady
 (words: Irving Mills, Mitchell Parish / music: Duke Ellington)

Recorded at Avatar Studio, New York on January 13, 14 and March 12, 2002

□ Produced by Yasohachi "88" Itoh
□ Recorded by David Baker
□ Mixed by Yoshihiro Suzuki

※Eighty-Eight's では再生フォーマットの特性を十分に活かすためにマスターテープを使い分けます。
アナログ LP (VRGL 7002) はアナログ 2 トラックのハーフ・インチ・マスターからカッティングします。
180gの重量盤でアナログならではのサウンド・クォリティをを存分にお楽しみいただけます。
同時発売のCD (VRCL 6002)とSACD (VRGL 8802) は従来の PCM 方式とは全く異なる発想と先進テクノロジーから生まれた次世代のデジタル・フォーマットである DSD (ダイレクト・ストリーム・デジタル) 方式で録音されたマスターを使用します。


※LP(アナログ重量盤)の曲順を知りたい方はこちら

Personnel:
Grady Tate (vocal, drums)
Kenny Barron (acoustic piano)
Ira Coleman (bass)
Jimmy Cobb  (drums)
Frank Wess (flute, tenor saxophone)
John Di Martino  (fender-rhodes)
Richard Wyands  (acoustic piano)

■ 恋の予感が薫る夏風にのせて豊かな歌声が響く
40年以上に渡り数多くのミュージシャンと共演し、数え切れない程のアルバムに参加しているグラディ・テイト。ドラマーとしての活躍にスポットが当てられることが多いが、実は世界の誇る最上級のヴォーカリストでもある。
そのグラディ・テイトが心から愛し、21世紀に通用する「スタンダード=優れた楽曲」を入念に選定し、取り上げたのが本作である。選曲は1950年代にヒットしたミュージカルの楽曲からグラディ・テイト自身が書いた楽曲などヴァリエーションに飛んでいるが、根底に通ずるテーマは「愛」。レコーディング最終日に70歳の誕生日を迎えたグラディ・テイトならではの、人間に対する深い愛情が随所からあふれでている。
今回グラディ・テイトをサポートするのは現在最も円熟したモダン・ピアノを聴かせるケニー・バロン、堅実なベース・ワークで数々のセッションから引っ張りだこのアイラ・コールマン、そして数多くのジャズ・ジャイアンツとの共演で知られるドラマー、ジミー・コブ。極上のピアノ・トリオをバックに、グラディ・テイトの歌声が優しく、時に切なく語りかける。また、ヴェテランのフランク・ウェス(fl, ts)とジョン・ディマルティーノ(fender-rhodes)もドラマティックに演奏を盛り上げている。また、「Estate(エスターテ)」と「Follow the Path(フォロー・ザ・パス)」等ではグラディ・テイト自身のドラミングも収録。軽やかなライト・ボッサ風の楽曲でグラディ・テイトのソフトなヴォーカルと絶妙のドラミングが楽しめる。もうひとつの楽しみはピアノとのデュオで収録した「What are You Doing the Rest of Your Life(これからの人生)」と「Sophisticated Lady(ソフィスティケイテッド・レディ)」。「What〜」はケニー・バロンと、そして「Sophisticated Lady」はこの楽曲のみ参加しているリチャード・ワイアンズとのデュオである。
これまでに様々な経験を重ねたグラディ・テイトだからこそ語れる愛の歌の数々。彼自身の魅力を堪能できる極上のヴォーカル・アルバムである。

グラディ・テイト(Grady Tate)

1932年1月14日 ノースカロライナ州ダーハム生まれ。4歳の頃から地元ダーハムの教会や学校等で歌い周囲の注目を集めるものの、12歳に変声期を迎えると自分の声変わりにショックを受け一時歌うことをやめてしまう。一方、5歳の頃から独学でドラムを始め、空軍に入隊していた51〜55年に正式に学ぶチャンスを得る。空軍の21人編成バンドでドラムスを担当している間にそのバンドの編曲者でありトランペット奏者であったビル・ベリーはテイト用にヴォーカル譜も書いてくれた。除隊後、ワシントンD.C.で英語とスピーチの教師として教壇に就くものの、俳優の道を志し59年にニューヨークへ居を移す。しかしドラマーとしての力量を評価されワイルド・ビル・デイヴィスの下でプロとして活動を開始し、ジェローム・リチャードソンのコンボ、クインシー・ジョーンズ・ビッグバンドで活躍する。その後はデューク・エリントン、カウント・ベイシー、ジミー・スミス、ウェス・モンゴメリ、ビル・エヴァンス、オスカー・ピーターソン、エラ・フィッツジェラルド、アレサ・フランクリン、サラ・ヴォーン、ペギー・リー、シャルル・アズナブール等、ジャズからポップスまで数多くのミュージシャン/ヴォーカリストと共演。ドラマーとしての活躍は言うまでもないが69年に初めてのヴォーカル・アルバム『風のささやき』(Skye)を制作、ドラムスとヴォーカルを両輪にした音楽生活を始めた。「ナット・キング・コール以降、最も素晴らしい男性ヴォーカリスト」とも呼ばれており、これまでに数枚のヴォーカル・アルバムを発表しているが、73年と89年にはグラミー賞の男性ベスト・ポップ・ヴォーカルにノミネートされている。